FC2ブログ

プロフィール

dkazenokai

Author:dkazenokai
私たち「みやぎアクション」は、女川原発の再稼働を許さない!という思いで、集まり行動するゆるやかなネットワークです。

 私たちは2011年3月11日の震災後に起こった福島原発の爆発で、自然界には存在しない放射性物質を浴びました。
子どもたちは直接の被曝のみならず、汚染されてしまった環境によって、これから長い年月にわたり放射線を被曝し続けることになってしまったのです。

福島原発の爆発から2年以上たちます。
福島県では除染も思うように進まず戻れない人々、
年間1ミリシーベルトを超える環境で暮らさざるをえない人々が沢山います。
原発からは高濃度の汚染水が今も海に流れ続けています。
 震災当時、女川原発の被害状況はほとんど報道されませんでした。しかし女川原発でも、大規模事故につながりかねない危機的事態が発生していたことがわかってきました。

私達は福島原発事故後、県内で行動を起こした多くの個人や団体が“ゆるやか”につながって、次の課題に取り組んでいきます

1、女川原発の再稼働反対―廃炉を目指す取組
2、福島原発事故による放射能汚染に対する取組

  • (2月定例県議会)「県民投票条例案」提案趣旨説明に向け準備した原稿全文

■3月3日
 およそ130人の県民が議会に詰めかけ「県民投票条例案」提案趣旨説明を待ち受けました。
しかし、議会で多数を占める与党自民会派が2日の議会運営委員会で、本会議での提案理由説明や常任委員会への付託の省略を求めたとおり、手続き上の不備を理由にし、議員として「県民の民意」に耳を貸す姿勢も見せぬまま、即日採決、否決となりました。

(河北新報・解説より)
東北電力女川原発2号機の再稼働を巡り宮城県議会は3日、議員提出の住民投票条例案を即日否決した。議員提出議案を事前協議する「慣例」を野党側が守らなかったというのが与党側の主な主張だが、県民の生命、財産を左右する再稼動を熟議する好機を手放した。


「県民投票条例案」提案趣旨説明に向け準備した原稿全文
                            脱原発県議会会長 佐々木功悦氏

みやぎ県民の声の佐々木功悦です。4会派の提案者を代表して発議第1号議案、東北電力女川原子力発電所第2号機の稼働の是非に係る県民投票条例案について、提案理由の説明を行います。
この条例は、県民の生命・暮らし、子供たちの未来に重大な影響を与える東北電力株式会社女川原子力発電所第2号機の稼働の是非について、県民一人一人が当事者として考え、その意思を示すための公正かつ民主的な手続きを確保することにより、地域経済・地域社会の在り方に係る住民自治を推進し、もって県政の民主的かつ健全な発展を図ることを目的とするものです。特に、条例案第10条において県民の多様な意思を反映するために選択肢を4択の投票方式に改めて提案をしております。
今回提案に至った理由、経緯について説明を申し上げます。
2018年秋、わずか2か月間で11万1743人もの有効署名が集められ、昨年の2月定例議会に「女川原発再稼働の是非を問う県民投票条例」の制定を求める直接請求が提出されました。その条例案が上程された宮城県議会2月定例会はかってないほど注目を集め、連日傍聴席が県民で埋め尽くされ県内最大の課題として注目を集めました。しかし結果は、3月15日の県議会本会議において反対多数により県民投票条例案は否決されました。
この県民投票の署名活動には約1万人の有権者が受任者として参加されました。条例案が否決された後、多くの受任者から様々な意見が寄せられました。また、署名された方々からも様々な声が寄せられました。その多くは条例案の否決が残念だ納得できないという声です。
「県民の願いが踏みにじられた思いだ」「県民投票を実現したかった」「原発への考えを表明する機会が欲しかった」「原発についてみんなで考える良いチャンスだったのに」「決める前に県民の意見を聞くことさえダメなのか」「国策に反対するな!という政治の横暴ではないか」「東北に住んでいながら、福島第一原発事故を教訓にできないのは悲しいことです」等々の声でした。特に深く心に残る意見・感想がありましたので紹介します。それは、「住民投票否決は信念なのか」との見出し発言です。福沢諭吉の「学問のすすめ」に『一身独立して一国独立す』の文言がある。自己の信念による自律的な行動で、付和雷同を嫌う精神が「一身独立」である。否決された議員の皆さんは、自ら考えたうえで信念に基づく結論だったのか。東京電力福島第一原発事故から8年たったが、今も避難者は4万人を超え、明日も見えない生活を送っている。次は私たちが当事者になるかもしれない。議員は一人一人が独立して判断し、国にまつろわず、県民の信託に応えるべきであったと思うと感想を述べられ大変感慨深いものがあります。こうした多くの県民の声・思いを無視することが私たち議員はできるのでしょうか。
昨日、経済産業省より村井知事に対し地元同意が求められたとお聞きしました。今回の原子力規制委員会での審査内容は、新規制基準に基づいて女川原発2号機の再稼働を遂行する技術的能力があるのかを主に書面上で審査し承認されたものであり、女川原発の安全を保障したものではありません。「東北電力が安全に運転すると言っているから安全だ」では済まされません。
安全神話が崩れた今、事故は起こるものとして考えなければなりません。原発による事故のスケールは他のどんな災害に比べても桁違いに大きいことは明らかです。再稼働に同意することを求められる県知事や立地自治体の首長の責任は極めて重いと覚悟しなければなりません。現在、再稼働にあたり避難計画の実効性が問われていますが、本来住民の避難計画策定が稼働の前提となるような原子力産業は認めるべきではないとの問題提起もあります。また、稼働することにより増え続ける核のゴミ・高レベル放射性廃棄物の最終処分問題も全く先の見えない状況です。いずれ廃棄物を発生した県において最終処分まで引き受ける覚悟が求められると推察されます。原発稼働による利益だけを求めて不利益は他県での考えは、もはや通じない流れになっていると言わざるを得ません。
再稼働による負の遺産を将来に託すという重い判断を、知事や立地自治体首長だけに求めて良いのでしょうか。
県民が何よりも重視しているのは安全性の問題です。安全かどうかを判断して決めるのは、国策のために原発のリスクを受ける可能性がある県民が、女川原発の再稼働に伴うリスクについて、稼働の必要性を認めて『やむを得ないと考えるのか』安全性を優先して『受け入れられないと考えるのか』であり、県民投票条例は県民一人一人ているから安全だ」では済まされません。
安全神話が崩れた今、事故は起こるものとして考えなければなりません。原発による事故のスケールは他のどんな災害に比べても桁違いに大きいことは明らかです。再稼働に同意することを求められる県知事や立地自治体の首長の責任は極めて重いと覚悟しなければなりません。現在、再稼働にあたり避難計画の実効性が問われていますが、本来住民の避難計画策定が稼働の前提となるような原子力産業は認めるべきではないとの問題提起もあります。また、稼働することにより増え続ける核のゴミ・高レベル放射性廃棄物の最終処分問題も全く先の見えない状況です。いずれ廃棄物を発生した県において最終処分まで引き受ける覚悟が求められると推察されます。原発稼働による利益だけを求めて不利益は他県での考えは、もはや通じない流れになっていると言わざるを得ません。
再稼働による負の遺産を将来に託すという重い判断を、知事や立地自治体首長だけに求めて良いのでしょうか。
県民が何よりも重視しているのは安全性の問題です。安全かどうかを判断して決めるのは、国策のために原発のリスクを受ける可能性がある県民が、女川原発の再稼働に伴うリスクについて、稼働の必要性を認めて『やむを得ないと考えるのか』安全性を優先して『受け入れられないと考えるのか』であり、県民投票条例は県民一人一人が判断してその意思を表明する機会を求めたもので主権者として当然のことです。多くの県民が求める県民投票条例は、間接民主制を補完すべき最良の選択と考えます。そもそも私たち県議会議員は主権者である県民一人一人の政治参加を否定できるのでしょうか。11万人を上回る県民の署名を重く受け止めるのであれば、どんな課題があろうとも県民が意思表示の機会を逸してしまうことのない判断を示す必要があるのではないでしょうか。私たち議員は、県民の皆さんが県政のすべてを知事や議員に白紙委任しているわけではないことを改めて認識すべきと思います。

女川原発2号機の再稼働の是非は、県民一人ひとりにとって極めて重大な選択であり、県民の意思を問うた上で最終的に知事の判断が行われるべきです。
議員各位におかれましては、県民が自らの意思を県民投票という形で表明したいという声に、改めて再考を頂きご賛同賜りますよう議員皆様の良識と賢明なるご判断をお願い申し上げ提案の趣旨説明といたします。


コメント

コメントの投稿

   管理者にだけ表示を許可する